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atuin でシェルヒストリを複数マシンで共有してみる
以前、 chezmoi を試した時にドキュメントを読んでいたのですが、 Can I store/share my shell history with chezmoi? という Q and A で atuin という OSS が有ることを知りました。
ellie/atuin は、シェルのヒストリを管理するソフトウェアで、単体のマシンで利用することもできますが、同期用のサーバを構成することでマシン間でヒストリを共有できます。 通信は E2EE で、無償で利用できるオフィシャルサーバも用意されているので、すぐに利用することができます。 今回は、 docker-compose を用いてサーバをセルフホストし、 zsh のヒストリを共有してみました。
共有したい幾つかの zsh 設定とプラグイン Part.01
「おすすめの」と記載するのが多いケースだと思いますが、用途や趣味思考によって大きく変わるであろう内容なので、共有したいとしました。
最近、約 6 年ぶりに bash から zsh に戻り、 とても酷い間違いだらけの ~/.zshrc を見直しています。 「工夫している点や便利な設定を教えて」と聞かれすぐに思い出せないことが有るので、自分の備忘録と脳内整理も兼ねて、いくつか記載します。
記載しているコードやアイディアは、多くが私のオリジナルでは有りません。 dotfiles あるあるなのですが、インターネット上で共有していただいたものや、zshの本に記載の内容です。 zshの本 は2009年に発売された書籍ですが、zshについてとても詳しく書かれた良書です。 電子版 も新に発売されています。
urxvt (rxvt-unicode) をセットアップして利用してみた
xterm から urxvt(rxvt-unicode) に乗り換えたので、設定をまとめておきます。
urxvt のフォーク元である rxvt は、 xterm のあまり使われていない機能を省き代替品として開発されたものですから、似た部分もあります。 xterm と比べると、非常に高速に動作し、 Perl 拡張をサポートするなど、多機能なターミナルとしても利用できる側面もあります。
urxvt 以外にも st や GPU アクセラレーション を利用できる Alacritty, WezTerm も人気が有るようなので気になってますが、 xterm で大きな不便を感じなかったので似た代替品を使おうと思い urxvt を試しに使ってみることにしました。
この記事を記載するにあたり、 Arch Wiki および Manual Page を参考にしました。
dotfile manager の chezmoi に移行してみる
chezmoi を使って、 dotfiles を管理することにしました。
dotfiles の管理方法は人それぞれだと思いますが、私は GitHub のパブリックリポジトリでホストしており、 シンボリックリンクを張る Makefile を作成していました。 利用するツールがほぼ統一されていたので、最も利用している環境のみで dotfiles を commit し、他の環境では clone/pull のみ実施し、必要があれば環境固有のファイルを source する運用です。
if [ -f ~/.bashrc_private ]; then
. ~/.bashrc_private # GitHub でホストされていない設定ファイルであり、各マシンで内容は異なる。
fi
Makefile では、パッケージマネージャを用いたパッケージのインストールなども行っていましたが、特定ディストリビューションかつネイティブ Linux 環境に特化しているという問題が有りました。 このような雑運用では当然ながら複数環境への対応に脆く、諸事情によりネイティブ Linux から WSL に移行しなければならない環境が発生した際に大量に差分が発生し破綻しました。 気力でメンテナンスを頑張ったり、 WSL や不自由なソフトウェアへの理解を深めたりすれば継続できたかもしれませんが、今後もディストリビューション追加対応などが発生する可能性を鑑み、これを機にテンプレート機能を持つ dotfile manager に移行することにしました。
触れ初めたばかりで、最も利用している環境でしか利用していませんので、テンプレート機能はまだ利用していません。 他に、暗号化やパスワードマネージャとの連携もまだ試していませんので、それらの利用方法も記載しませんのでご了承ください。