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Debian bookworm + Sway に乗り換えてみる from Arch Linux + i3
システムが壊れたのを契機に、 X から Wayland への乗り換えと、合わせて Arch Linux から Debian bookworm に変更することとしました。 Arch Linux は 10 年前後ほど使っており、その前は 2 年ほど Debian sid を利用していたので、 Debian に戻ることとなります。 2 年ほど前にも Debian sid への乗り換えを試み、半年ほどで断念して Arch Linux に戻ってきたので、ふたたび Arch Linux に戻るかもしれませんが…
Material for MkDocs で個人ウェブサイトを構築してみた
自分の軽い自己紹介と、 SNS へのリンクだけの www.yamano.dev というウェブサイトが有るのですが、 Material for MkDocs で作り直してみました。 今後、個人の OS インストールメモなどをオープンにしシェアしていくため、ドキュメント向けの静的サイトジェネレータを選定しました。 細かいネタや一度きりのものは、引き続き blog.yamano.dev (Hugo) に投稿し続ける予定ですが、棲み分けは運用しながら考えたいと思っています。
ところで、個人ウェブサイトの良い呼び方が無いかと思って探したら、ポートフォリオサイトと呼ぶケースを多く見かけました。 よくデザイナーや写真家の皆さんがスキルなどを提示してオファーを貰うために運営しているウェブサイトというイメージが有ります。 当方にはそのようなスキルも無く、ただの軽い自己紹介とメモ置き場なのですが、良い呼び方無いですかね…
Btrfs + Snapper でスナップショット取り放題生活
これまで LUKS + LVM + ext4 で組んでいたのですが、スナップショットを手軽に取得したかったので、 LUKS + Btrfs に移行する事にしました。
LVMを用いているのでスナップショットを取得する事は可能なのですが、ブロックデバイスのスナップショットであり、事前に容量をReserveする必要があり、ファイルシステム用途としては使いやすいものでは有りません。 システムアップデートや巨大なソフトウェアをインストールする前にスナップショットの取得をするのですが、徐々に面倒になり、取得しないままシステムを汚してしまう事も有ったので、 Snapper を用いてスナップショット管理も実施します。
また、Btrfsファイルシステムは1つとし、サブボリュームを作成し /home や /var/log にマウントする事で、スナップショット単位を分割する事にします。
Duplicity でファイルサーバをバックアップする
前回 BackupPC でバックアップを取得する で BackupPC を使ってみました。
複数クライアントのバックアップを取得でき、バックアップ対象にエージェントが不要など便利なのですが、 VPS 等のVMインスタンスが必要となるのが不便な点です。 NAS等の大容量プールをバックアップする際、それだけ大容量なブロックストレージをアタッチしなければなりません。 安価に構築する手法としてオブジェクトストレージをVMでマウントする方法も有りますが、それでは LUKS 等を利用できないので、バックアップソフトウェアで暗号化を担保する必要も有ります。 (前回の BackupPC では LUKS 上に構築しています)
今回は、ファイルサーバに Duplicity をインストールし、オブジェクトストレージ Backblaze B2 Cloud Storage にバックアップしようと思います。
Duplicity: https://duplicity.gitlab.io/duplicity-web/
Backblaze B2 Cloud Storage: https://www.backblaze.com/b2/cloud-storage.html
Duplicity の主な特徴
- OSS の CLI バックアップソフトウェア(Ubuntu の 標準 GUI バックアップツールである Deja Dup のバックエンド)
- GnuPG を用いた暗号化及び、署名による改竄検知が可能
- 各種オブジェクトストレージ、クラウドストレージサービス、scp、WebDAV 等をサポート
BackupPC でバックアップを取得する
OSS の BackupPC を用いると、 Linux, macOS, Microsoft Windows のファイルレベルのバックアップをエージェントレスで取得できます。 WebUI から複数ユーザで利用する事ができ、重複排除及び圧縮、世代管理など、コンピュータのバックアップには十分な機能だと思います。 今回は、サーバ及びバックアップ対象のクライアント、どちらも Debian を用い、プロトコルとして rsync を用います。
https://backuppc.github.io/backuppc/
BackupPC の主な特徴
- NFS, rsync, smb, ftp 等が利用でき、エージェントレスで実行できる。
- データ圧縮及び、単一もしくは複数コンピュータ間でのデータ重複排除。
- WebUI から複数ユーザで利用する事ができる。(今回は管理ユーザのみ利用する)
- 電子メールでの各種通知。
- Perl 製
Debian bullseye setup on MacBook Pro Early 2015
COVID-19 が日本で落ち付き始めているので長期外出にも対応できるよう、 macOS Monterey を試用していたラップトップを Linux に戻す事にしました。 MacBook Pro Early 2015 (MacBookPro12,1) を用い、 Arch Linux では無く、 Debian bullseye をベースに構築します。
サーバとして Arch Linux or CentOS を用いていたのを最近は Debian に変更しており、クライアントでも Debian を取り入れようと考えており検証も兼ねています。 X Window Server -> Wayland の変更も検討もしましたが、途中で諦めたので、改めてやり直したいと思っています。
自宅ネットワークにFreeRADIUSによるEAP-TLSを導入した
自宅の無線LANにおけるセキュリティ向上の為、WPA2 Enterprise EAP-TLSを導入したので、構築記録として残しておきます。
個人宅における無線LANのニーズは高まっており、スマートフォンはもちろんの事、電子書籍リーダーやスマートスピーカーなど、私の自宅でも数多くの無線LANクライアントが存在します。これまではWPA2-PSK(AES)を使っており、つまりPre-Shared Keyを設定していたわけですが、ネットワーク構成の見直しと同時にEAP-TLSとする事にしました。
なお、EAP-TLSに対応していないデバイスも有るため、これらはセキュリティが低いとして、別ネットワークに収容してWPA2-PSKを利用できるSSIDを吹く事にしました。 合わせてメインネットワークに接続できる端末のセキュリティ要件を定義し、これを満たさないデバイスも別ネットワークに収容し、メインネットワークとはファイアウォールで遮断しました。例えば、私個人以外にも管理権限の有る職場のテレワーク端末や、SecureBoot及びストレージ暗号化を実施していないクライアント端末などです。
今回は、Raspberry Pi 3を利用し、Debian GNU/Linux bullseye及び、FreeRAIUSを用いました。
Linux workstation をセットアップした記録 Part.1
久し振りにLinux workstationとしてArch Linuxをセットアップしたので記録を残しておきます。 Part.1 として、OSのインストールまでを実施します。
以前から引き継ぐポイントや重要視した事
- UEFI GPT boot とする。
- UEFI GPT boot に必要な ESP (EFIシステムパーティション) 以外は、/boot も含めて LUKS にて暗号化を実施する。
- ESP に設置するファイルに関しては、UEFI Secure Boot を用いる事で改竄検知の対策とする。